イワキポンプ、前期経常を7％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も6円増額

　イワキ <6237> [東証Ｐ] が5月9日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の58.1億円→62.2億円(前の期は37.4億円)に7.1％上方修正し、増益率が55.2％増→66.1％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の25.4億円→29.5億円(前年同期は17.2億円)に16.2％増額し、増益率が47.0％増→70.8％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の56円→62円(前の期は61円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　通期連結業績予想につきましては、 若干の販管費増が見込まれるものの、 国内向けで想定より売上が伸長したことや、それによる売上原価率の改善、 米国子会社の開発費増加による法人税等の減少が見込まれる為、上記のとおり業績予想を修正いたします。

　当社は将来の成長のための投資に必要な内部留保の確保や、キャッシュ・フローの状況などを勘案しつつ、経営成績に応じ、連結配当性向30％超を目安に、安定的な配当を実施することを基本方針としております。2024年３月期の期末配当金につきましては、この度の業績予想の修正を踏まえ、直近の配当予想から６円00銭増配の41円00銭へと修正いたします。これにより、年間配当金は１株あたり62円00銭となります。(注)予想数値は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想と異なる可能性があります。