アルメタクス、前期営業を一転赤字に下方修正

　アルメタックス <5928> [東証Ｓ] が4月25日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年3月期の営業損益(非連結)を従来予想の3000万円の黒字→3200万円の赤字(前の期は2億1600万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の営業利益も従来予想の6300万円→100万円(前年同期は6900万円)に98.4％減額し、減益率が8.7％減→98.6％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　通期の業績予想につきましては、特に第4四半期に主力製品である新築住宅用建材の受注が減少し、さらには、堅調に推移していたリフォーム事業も伸び悩み、売上高は前回発表予想を下回る見込みです。また利益面では、売上高減少による利益圧迫に加え、経費の抑制や生産性の向上による原価の低減、リフォーム事業における施工費用の低減に努めるものの、燃料費や原材料費の高騰により、想定以上に利益を圧迫したことにより、営業利益を計上することができず、また経常利益、当期純利益は前回発表予想を下回る見込みです。なお、配当予想につきましては、2023年５月12日に公表した予想値から変更はありません。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。