Ｊマテリアル、前期経常を14％上方修正

　ジャパンマテリアル <6055> [東証Ｐ] が4月23日大引け後(17:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の72億円→82.1億円(前の期は113億円)に14.0％上方修正し、減益率が36.3％減→27.4％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の37.6億円→47.7億円(前年同期は48.1億円)に26.8％増額し、減益率が21.8％減→0.9％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　顧客の設備投資に伴い発生するイニシャル部門の供給配管設計施工において、材料価格の高騰による原価率の悪化等があったものの、想定よりも多くの案件を受注・計上したことに加え、顧客の生産活動に伴い発生するオペレーション部門の特殊ガス販売や製造装置の保守・メンテナンス等が下期途中から順調に推移したことにより売上高及び営業利益が予想を上回る見込みとなりました。　また、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、円安の影響による為替差益の計上により、予想を上回る見込みとなりました。（注）実際の業績は、今後の様々な要因の変化により当連結業績予想と乖離する可能性があります。