東海ソフト、今期経常を11％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額

　東海ソフト <4430> [東証Ｓ] が4月5日大引け後(15:00)に決算を発表。24年5月期第3四半期累計(23年6月-24年2月)の経常利益(非連結)は前年同期比17.3％増の7.9億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の9億円→10億円(前期は8.6億円)に11.1％上方修正し、増益率が4.3％増→15.9％増に拡大し、従来の7期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の経常利益も従来予想の4.1億円→5.1億円(前年同期は4.6億円)に23.9％増額し、一転して11.9％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の35円→45円(前期は30円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である12-2月期(3Q)の経常利益は前年同期比12.7％増の3.1億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の14.2％→14.1％に低下した。

株探ニュース