コスモスイニが異彩の11連騰、PER・PBR依然として割安感際立つ◇
コスモスイニシア<8844.T>が11連騰と異彩の上昇波を形成、きょうは上げ足も強まり950円台まで駆け上がり、今年1月のマド開け急落前の高値水準である4ケタ大台への復帰を視野に入れている。ここにきて不動産セクターへの投資資金流入が加速、きょうも住友不動産<8830.T>が連日で上場来高値を更新したほか、株式分割後の三井不動産<8801.T>も最高値圏を邁進、三菱地所<8802.T>、東京建物<8804.T>なども昨年来高値を更新した。更に住宅大手で不動産部門に注力する住友林業<1911.T>も連日で上場来高値をつけている。この流れは中小型不動産株にも波及しており、高値更新のオンパレードとなっている。そのなか、首都圏を中心にマンション開発・販売を展開し、訪日外国人を対象に長期滞在型アパートメントホテルなども手掛けるコスモスイニは、そのフロントランナーとして今月中旬を境に急動意、PER、PBRいずれも割安感が強くなお上値を慕う動きにある。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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