<注目銘柄>=森六、販路拡大の好機到来か
森六ホールディングス<4249.T>の出遅れ修正に期待したい。同社はホンダ<7267.T>を主要取引先とする自動車向け内外装部品メーカー。24年3月期は売上高で前期比4.2%増の1480億円、経常利益で同2.9倍の45億9000万円を見込む。半導体不足による影響が解消し、自動車メーカーでの生産回復が顕著となるなか、森六の業績回復基調も鮮明となっており、23年4~12月期の経常利益の通期計画に対する進捗率は85%に上る。
樹脂加工製品事業でのホンダ向け比率がかなりの割合を占める同社だが、昨年8月にはグループの森六テクノロジーが、同社として初めてトヨタ自動車<7203.T>向けに樹脂部品を供給すると発表。更にホンダは今年3月15日、日産自動車<7201.T>との間で、クルマの電動化・知能化時代に向けた戦略的パートナーシップの検討を始めたと発表した。ホンダと日産自の協業は、中期的にはEV領域以外にも拡大する余地があるとみる向きは多い。森六にとっては日産自への部品供給拡大に向けた好機が訪れたと受け止めることもできる。
森六のPBR(株価純資産倍率)は0.56倍と低水準。配当利回りは足もとで3.6%前後とあって、3月いっぱいは配当権利取りの需要が株価の下値を支えそうだ。昨年来高値の2995円とチャート上のフシ目となる3000円を上抜けた後は、2018年につけた高値3390円が上値のメドとなる。(碧)
出所:MINKABU PRESS
樹脂加工製品事業でのホンダ向け比率がかなりの割合を占める同社だが、昨年8月にはグループの森六テクノロジーが、同社として初めてトヨタ自動車<7203.T>向けに樹脂部品を供給すると発表。更にホンダは今年3月15日、日産自動車<7201.T>との間で、クルマの電動化・知能化時代に向けた戦略的パートナーシップの検討を始めたと発表した。ホンダと日産自の協業は、中期的にはEV領域以外にも拡大する余地があるとみる向きは多い。森六にとっては日産自への部品供給拡大に向けた好機が訪れたと受け止めることもできる。
森六のPBR(株価純資産倍率)は0.56倍と低水準。配当利回りは足もとで3.6%前後とあって、3月いっぱいは配当権利取りの需要が株価の下値を支えそうだ。昨年来高値の2995円とチャート上のフシ目となる3000円を上抜けた後は、2018年につけた高値3390円が上値のメドとなる。(碧)
出所:MINKABU PRESS
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