不動テトラ、今期経常を一転29％減益に下方修正

　不動テトラ <1813> [東証Ｐ] が3月19日後場(13:30)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の36.5億円→24.5億円(前期は34.5億円)に32.9％下方修正し、一転して29.1％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の19.9億円→7.9億円(前年同期は24億円)に60.3％減額し、減益率が17.4％減→67.2％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高は、一部大型工事の進捗遅れや上記１記載に伴う完成工事高の減少により、前回予想を52億円下回る見込みです。利益につきましては、地盤事業で工事採算性が改善したものの、土木事業では、完成工事高の減少に伴う売上総利益の減少、工事損失の計上に加え、特定の土木造成工事においても採算悪化が発生していることから、営業利益は14億円、経常利益は12億円、当期純利益は6.5億円、それぞれ前回予想を下回る見込みです。2024年3月期の配当につきましては、業績予想の下方修正を行いましたが、基本方針としております安定的に株主還元を継続することを優先し、当初予想のとおり1株当たり60円を予定しております。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。