リニカル、今期経常を一転74％減益に下方修正

　リニカル <2183> [東証Ｓ] が2月14日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比17.7％減の6.3億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の14億円→3.3億円(前期は12.8億円)に76.4％下方修正し、一転して74.3％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の9.1億円の黒字→1.5億円の赤字(前年同期は6.6億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比3.2％減の1.4億円に減り、売上営業利益率は前年同期の11.0％→6.9％に大幅低下した。

株探ニュース