トーアミ、今期経常を42％上方修正

　トーアミ <5973> [東証Ｓ] が2月6日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は2億6500万円の黒字(前年同期は7300万円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の1億9000万円の黒字→2億7000万円の黒字(前期は9500万円の赤字)に42.1％上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の9200万円の黒字→1億7200万円の黒字(前年同期は800万円の赤字)に87.0％増額した計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比12倍の1億6700万円に急拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.3％→2.9％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年３月期通期連結業績予想につきましては、原材料価格が高止まりの状況にあるものの、販売価格水準を維持し、スプレッドの確保に努めたことや、土木・建築工事事業が好調に推移したこと等により損益面で当初予想を上回る見込みとなりました。（注）上記の業績予想は、本資料発表時現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因により大きく異なる可能性があります。