サンユウ、今期経常を18％上方修正、配当も4円増額

　サンユウ <5697> [東証Ｓ] が2月2日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比35.9％減の6.2億円に落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の6億円→7.1億円(前期は10.4億円)に18.3％上方修正し、減益率が42.4％減→31.8％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.4億円→2.5億円(前年同期は4.5億円)に74.8％増額し、減益率が68.0％減→44.0％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の17円→21円(前期は32円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比56.1％減の1.7億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.9％→2.6％に大幅悪化した。

株探ニュース