チェックド・イン・ジャパン
中古ブランド品販売の成長曲線を支えるのが、訪日外国人観光客によるインバウンド需要。
「メイド・イン・ジャパン」になぞらえて、日本で鑑定されたものを指す「チェックド・イン・ジャパン」という言葉もあるほどに日本の中古ブランド品への信頼度は高く、流通量の多さや品質の高さに人気が集まっている。
特に中国人観光客の増加が顕著で、そこには「自国の店より品ぞろえが良く、商品が本物だという信頼性が高い」という理由があるようだ。
日本では中古ショップによる偽物の販売が摘発されるとすぐに営業停止になってしまうため、極端に安いものでないかぎり偽物であることも少ないのだが、中国では正規のブランド品を専門的に販売している店ですら中には、専門家の鑑定を経ないかぎり本物と区別できないような「偽物」が混ざってあることが当然の前提になっているため、中古品であったとしても品質が良く本物としての信頼度が限りなく高い日本の大手中古ブランド販売店の人気が高まっている。
また、ここ数年「ブランド品ヴィンテージ」は若い女性の間でブームとなっているファッショントレンドの一つであり、「中古品」には拒否反応を示す若者層でも「ヴィンテージ品」にはアレルギー反応も少ないようだ。
同社は続々と新規出店を行っているが、最近は中古販売店と思えないようなスタイリッシュな外観にセレクトショップのようにおしゃれな店内と以前の中古品販売店とは一線を画す造りになっており、今後顧客の幅が広がることにも期待できそうだ。
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