フォトシンス、前期経常を赤字縮小に上方修正

　Ｐｈｏｔｏｓｙｎｔｈ <4379> [東証Ｇ] が2月1日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年12月期の連結経常損益を従来予想の4.3億円の赤字→2.2億円の赤字(前の期は6億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の3.4億円の赤字→1.3億円の赤字(前年同期は2.3億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年12月期の業績予想につきましては、当社中核事業であるAkerun事業において、広告宣伝及び展示会等のマーケティング活動の一層の効率化と高い効果が見込める活動への資源集中によるマーケティング関連費用の大幅な圧縮に加え、販売パートナーを通じた販売手法の確立と拡大による営業リソースの最適化と売上成長の達成により、営業利益及び経常利益の予測は前回発表した予想を上回る見込みであります。また、Akerun事業を支える管理部門における各種コストも従来計画比で圧縮できており、今回の業績予想の上方修正に寄与する結果となっております。　なお、Akerun事業及び管理部門における業務生産性の向上やコスト圧縮等により、2023年12月期の営業利益及び経常利益の大幅な上振れを達成すると同時に、組織全体の収益性のさらなる強化を通じて効率的な事業活動を推進した結果、同期における売上高も従来計画比で上振れております。　これらの結果を受け、2023年12月期通期連結業績予想について、前回発表の予想から売上高を136百万円増加の2,493百万円（従来予想から5.8％増）、営業利益を203百万円増加の△221百万円、経常利益を210百万円増加の△222百万円に上方修正いたします。（注）上記の予想は、当社が現時点で入手可能な情報に基づいて算出したものであり、実際の業績は今後の状況の変化等様々な要因により異なる可能性があります。