<動意株・17日>(大引け)=モビルス、ブレインズ、ヌーラボなど

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最新投稿日時:2024/01/17 15:06 - 「<動意株・17日>(大引け)=モビルス、ブレインズ、ヌーラボなど」(みんかぶ)

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<動意株・17日>(大引け)=モビルス、ブレインズ、ヌーラボなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/01/17 15:06
<動意株・17日>(大引け)=モビルス、ブレインズ、ヌーラボなど  モビルス<4370.T>=物色人気でストップ高。午前11時ごろ、同社が開発したオペレーション支援AI「MooA」を、NTTネクシア(札幌市中央区)が実施した生成系AI(ChatGPT)を活用した実証実験に提供したと発表しており、これを好感した買いが流入している。今回行われた実証実験は、NTTネクシアが展開する、専門のオペレーターが企業に代わって案内する電話の案内代行サービス「ハローダイヤル」に関する応対品質向上を目的としたもの。実証実験の結果、オペレーターのアフターコールワークの効率化や応対コンテンツ(QA)の自動生成による一次回答精度の向上などで応対品質向上につながる成果が得られたとしており、NTTネクシアでは今後の商用利用に向けた検討を開始しているという。

 ブレインズテクノロジー<4075.T>=ストップ高。同社は16日、さくらインターネット<3778.T>とデータセンターにおけるラックの施錠確認や汚損破損などの日常点検を人工知能(AI)で自動化するための実証実験を実施すると発表。これが材料視されているようだ。さくらネットが運営する「石狩データセンター」内の日常点検業務を、カスタム開発したブレインズの予兆検知ソリューション「Impulse(インパルス)」でAI解析を行い、ラックの施錠状況や現場環境の変化を正確に検知が行われるか検証する。今後、さくらネットが運営する他のデータセンターでの実証実験も検討する。

 ヌーラボ<5033.T>=急動意。6日ぶりに大陽線で切り返し1286円まで上値を伸ばす場面があった。昨年大納会につけた戻り高値1255円をクリアし、11月末の上場来高値1328円も視界に入ってきた。法人向け管理ツールやチャットツールを活用した業務円滑化支援ビジネスを展開する。主力を担うのは、プロジェクト管理ツール「Backlog」で需要獲得が順調に進んでいるが、生成AIを使った高付加価値化にも努め、値上げ効果なども発現して収益は急拡大局面にある。24年3月期は営業利益段階で前期比3.2倍の3億2600万円を見込んでいる。

 さくらインターネット<3778.T>=強烈な上昇波動形成でストップ高。経済産業省からクラウド基盤の整備を目的とした「クラウドプログラム」の供給確保計画で認定を受け、生成AI開発の基盤づくりで活躍が期待されている。政府クラウドを巡っても、デジタル庁が新しい提供事業者として同社を選定したことで、株式市場でもにわかに注目度が高まった経緯がある。更に、米国株市場で生成AI関連のシンボルストックとなっている半導体大手エヌビディア<NVDA>が、データセンター向けGPUの供給でさくらネットと連携する方針を示しており、さくらネットの今後の業容拡大への期待が投資マネーを呼び込んでいる。市場では「半導体関連株に続いてAI関連株にも短期資金が流れ込んでいる。同社株はその象徴で(今の株価は)ファンダメンタルズからは説明がつきにくいが、モメンタム重視の買いに弾みがついた状態」(ネット証券マーケットアナリスト)という。直近信用倍率は1.56倍と買い長ながら取組妙味が意識され、日証金では貸借倍率0.45倍と逆日歩こそついていないものの貸株が融資を大きく上回る状況にある。

 サイネックス<2376.T>=大幅高。売り物薄のなか、75日移動平均線を足場に急浮上した。同社は地方創生支援ビジネスを幅広く展開するが、ICT事業に注力しており、生成AI関連株の一角にも位置付けられる。さくらインターネット<3778.T>の物色人気化を受け、足もと株式市場では生成AI関連株に物色の矛先が向く状況で同社株にも投資資金が流れ込む形に。自治体向けでは住民の質問に人工知能(AI)が自動応答する総合案内サービス「AIチャットボット」の導入を進め、契約締結につなげている。業績も好調で、24年3月期営業利益は前期比7%増の5億2000万円予想と増益基調を堅持、PBR0.6倍台と割安なことも水準訂正高への期待を募らせている。

 アウンコンサルティング<2459.T>=急速人気化で大きく切り返す。同社はSEOコンサルティングなど広告マーケティングサービスを展開するが、16日取引終了後、海外コンサルティング・市場調査やグローバル人材事業を展開するシンガポールのGLOBAL ANGLEと業務提携契約を締結したことを発表。海外デジタルマーケティングの現地ローカル人材活用を拡大させる方針で、これを材料視する買いが集中した。時価総額20億円前後の小型株だが、日々の出来高は高水準で流動性の高さが特徴。値ごろ感からロットを利かせた個人投資家の買いが活発となっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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