アルデプロ大幅安、８～１０月期最終赤字拡大

　アルデプロ<8925.T>が大幅安。前週末１５日取引終了後に発表した８～１０月期決算は、売上高が前年同期比３２．８％減の６億５０００万円、最終損益が前年同期実績（９９００万円の赤字）から１９億８０００万円の赤字に拡大して着地した。通期で増収増益を見込んでいるだけに、今回の四半期決算が嫌気され売られている。

　販売用不動産の売却を進めたものの、販売用不動産の評価損の計上や貸倒引当金繰入額の計上、のれんの減損などを行ったことが響いた。通期見通しは据え置いた。

　あわせて、第１四半期の四半期連結財務諸表について、結論を表明しないとの四半期レビュー報告書を監査法人から受領したことを明らかにしたほか、特設注意市場銘柄の指定解除に向けた改善計画書の策定方針や代表取締役の辞任などを発表した。

出所：MINKABU PRESS