ギグワークスはカイ気配で水準を切り上げる、ライブエンタメ事業の新会社設立へ
ギグワークス<2375.T>が寄り付き大口の買い注文に値がつかず、気配値でのスタートで株価水準を切り上げている。株価は前日まで7営業日続落と下値模索の動きを強めていたが、きょうは満を持してリバウンドに転じている。同社はIT技術者の派遣やシステム開発などを手掛ける。11日取引終了後に発表した23年10月期決算は営業利益が前の期比75%減と大幅減益となったが、株価面では11月中旬以降の下落で織り込みが進んでいたとみられる。続く24年10月期は前期比85%増の2億500万円予想と急回復を見込んでおり、これがポジティブに受け止められている。また、業績悪化を背景に前期の年間配当は4円(前々期は8円)と減配したものの、今期は1円増配となる5円を計画。同日に秋元康氏らと共同出資によるライブエンタメ事業の合弁会社を設立することも発表、これが株価を強く刺激する材料となっているようだ。
出所:MINKABU PRESS
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