ファーマF Research Memo(6):独自技術「ALAgene(R)technology」を用いた創薬事業を展開

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最新投稿日時:2023/11/27 16:06 - 「ファーマF Research Memo(6):独自技術「ALAgene(R)technology」を用いた創薬事業を展開」(フィスコ)

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ファーマF Research Memo(6):独自技術「ALAgene(R)technology」を用いた創薬事業を展開

配信元:フィスコ
投稿:2023/11/27 16:06
*16:06JST ファーマF Research Memo(6):独自技術「ALAgene(R)technology」を用いた創薬事業を展開 ■事業概要

4. バイオメディカル事業
バイオメディカル事業は、ファーマフーズ<2929>独自のニワトリ由来抗体作製技術「ALAgene(R) technology」及びニワトリ卵黄由来の生理活性ペプチド開発技術を用いた創薬事業を行っている。また、機能性素材全般に関わる研究開発から得られた技術等をもとに、外部企業からの分析・効能評価試験等を受託するLSI(Life Science Information)事業も行い、機能性に関するデータ取得やその分析、各種素材の成分分析、精製品の作成依頼等で、食品を中心とした各メーカーの研究開発をサポートしている。2022年4月に(株)アンテグラルより事業承継したプロテオーム解析サービス「OLINK」(2022年6月に国内初の「Olink Target」受託サービスを開始、2023年2月に「Olink Flex」受託サービスを開始)も順調に拡大している。2023年7月には「OLINK」サービスのさらなる拡大を目指し、タカラバイオと業務提携した。両社の受託サービスを連携することで、顧客ニーズにワンストップで対応できる体制となり、今後は協力して販促活動を行う。

「ALAgene(R) technology」は、これまで治療できなかった病気に対する抗体及び既存医薬品よりも優れた薬効を持つ抗体を作製する同社独自のプラットフォーム技術である。本技術を用いて「自己免疫疾患」及び「繊維症」等の様々な疾患を対象とした抗体医薬品の研究開発を行っている。このほかにも、「ALAgene(R) technology」とプロテオーム解析を組み合わせることで、創薬ターゲットの探索・同定を一層強化し、世界初の抗体医薬品の開発を加速する方針だ。

ビジネスモデルは、非臨床試験までは同社で開発を進め、開発候補抗体の製造、開発及び販売をライセンス供与した製薬企業が行うことで、共同研究一時金、契約一時金、開発マイルストン、上市後の販売ロイヤルティ、販売マイルストンなどのライセンス収入を得る仕組みである。

関節リウマチを中心とする「自己免疫疾患プロジェクト」※においては、2018年10月より田辺三菱製薬(株)と抗体医薬に関する共同研究を推進した結果、2021年1月に独占的ライセンス契約を締結した。また2022年4月には「抗PAD2抗体」が日本における特許査定を受領、同年8月には「抗PAD4抗体」が米国特許庁から特許査定を受領(日本では査定受領済)した。そして早期の臨床試験入りを目指している。このほかにも全国の大学との共同研究により、創薬パイプラインの拡充を推進する。

※自己免疫疾患治療マーケットの規模は5兆円以上(同社推定)

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

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