ファンケルが大幅反発、国内大手証券が投資評価を引き上げ
ファンケル<4921.T>が大幅高で3日ぶりに反発している。SMBC日興証券が16日付で投資評価を「2」から「1」とし、目標株価を2500円から2900円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。
22年3月期以降の国内テコ入れ施策の効果で、市場シェア拡大とマーケティング費の効率化が両立していると指摘。また、バリュエーション拡大の重石になっていた海外事業は、24年3月期上期決算において公表された中国代理店との契約更改など新たな展開を評価している。処理水の影響や免税店の在庫調整の長期化など、トイレタリー・化粧品セクターの成長率期待が低下するなか、中国関連リスクが限定的かつ国内の成長が確認できている同社の相対評価が向上すると見込んでいる。
出所:MINKABU PRESS
22年3月期以降の国内テコ入れ施策の効果で、市場シェア拡大とマーケティング費の効率化が両立していると指摘。また、バリュエーション拡大の重石になっていた海外事業は、24年3月期上期決算において公表された中国代理店との契約更改など新たな展開を評価している。処理水の影響や免税店の在庫調整の長期化など、トイレタリー・化粧品セクターの成長率期待が低下するなか、中国関連リスクが限定的かつ国内の成長が確認できている同社の相対評価が向上すると見込んでいる。
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