日本マイクロ、今期経常を66％上方修正、配当も11円増額

　日本マイクロニクス <6871> [東証Ｐ] が11月13日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比61.5％減の27.3億円に大きく落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の32億円→53億円(前期は104億円)に65.6％上方修正し、減益率が69.3％減→49.2％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の16.3億円→37.3億円(前年同期は59.7億円)に2.3倍増額し、減益率が72.7％減→37.6％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の18円→29円(前期は59円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同一期間比56.2％減の11.6億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同一期間の20.8％→10.7％に大幅低下した。

株探ニュース