ゼネテック、上期経常を51％上方修正、通期も増額

　ゼネテック <4492> [東証Ｓ] が11月9日昼(12:00)に業績修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の1.3億円の黒字→1.9億円の黒字(前年同期は1.6億円の赤字)に50.8％上方修正した。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の3.6億円→4.2億円(前期は1.1億円)に16.7％上方修正し、増益率が3.2倍→3.8倍に拡大し、従来の4期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年３月期第２四半期累計期間における当社グループの業績につきましては、システムソリューション、エンジニアリングソリューション、GPSの全ての事業が好調に推移しており、第２四半期累計期間としては過去最高の売上高を更新する見通しです。ただし、システムソリューション事業のハードウェア受託開発において製造委託先の生産キャパオーバーによる納入遅延の影響等から、売上高は当初予想を若干下回る見込みです。なお、製造委託先の納入遅延問題についてはすでに解消の目途が立っております。　利益面につきましては、販管費のコントロールを含め、各事業における利益率改善施策が奏功し、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益は当初予想を上回る見込みです。　2024年３月期通期連結業績予想につきましては、第２四半期（累計）連結業績予想の修正によるもので、下期の大きな修正は見込んでおりません。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後さまざまな要因によって予想数値と異なる可能性があります。●法人税等調整額（損）の計上　2024年３月期第２四半期会計期間において賞与引当金が減少したこと等により、繰延税金資産を取り崩したことに伴う法人税等調整額（損）29百万円を計上する見込みです。