ヴィンクス、7-9月期(3Q)経常は8％減益、下期配当を見送り

　ヴィンクス <3784> [東証Ｓ] が11月8日大引け後(23:30)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比1.6％増の25.5億円となり、通期計画の31.5億円に対する進捗率は81.1％となり、4年平均の82.5％とほぼ同水準だった。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-12月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比9.6％増の5.9億円に伸びる計算になる。

　富士ソフトよるＴＯＢに伴い、従来22円を計画していた下期配当は見送る方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比8.0％減の8.1億円に減り、売上営業利益率は前年同期の11.8％→10.1％に低下した。

株探ニュース