グルメ杵屋、今期経常を一転赤字に下方修正

　グルメ杵屋 <9850> [東証Ｐ] が11月7日大引け後(16:30)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は3.2億円の赤字(前年同期は6.2億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の4.2億円の黒字→0.5億円の赤字(前期は4.7億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の4億円の黒字→4.2億円の黒字(前期は11.5億円の赤字)に3.2％上方修正した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比90.2％増の2.7億円に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は0.7億円の赤字(前年同期は2.9億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-4.2％→-0.6％に大幅改善した。

株探ニュース