フレアス、上期経常を一転黒字に上方修正、通期も増額

　フレアス <7062> [東証Ｇ] が11月7日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の3000万円の赤字→5000万円の黒字(前年同期は1500万円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の1億6500万円→1億7800万円(前期は7000万円)に7.9％上方修正し、増益率が2.4倍→2.5倍に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2024年３月期第２四半期連結業績予想につきまして、新型コロナウイルス感染症に対する感染症法上の分類が５類に引き下げられたことにより、マッサージ直営事業を取り巻く事業環境が好転いたしました。このような中、施設系介護サービス事業において、既存の看護小規模多機能施設における利用者獲得の遅れにより減収となったものの、マッサージ直営事業において、新型コロナウイルスの影響減少による施術回数増加により増収増益となったため、第２四半期連結累計期間における営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益の予想を上方修正しております。2024年３月期通期連結業績予想につきまして、第２四半期連結累計期間は上記の通り順調に推移したものの、下期においては、新型コロナウイルス及びインフルエンザウイルス等の影響が依然として見込めることから、通期連結業績予想の下限値の営業利益のみを上方修正しております。