神田通機、上期経常は一転6％増益で上振れ着地

　神田通信機 <1992> [東証Ｓ] が11月6日大引け後(15:10)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比6.1％増の1.5億円に伸び、従来の83.0％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の3.2億円に対する進捗率は5年平均の18.6％を上回る48.8％に達した。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比60.2％減の1.6億円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比23.3％増の1.4億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の7.4％→7.6％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース