ＪＳＲ、今期最終を一転46％減益に下方修正

　ＪＳＲ <4185> [東証Ｐ] が11月6日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は21.4億円の赤字(前年同期は147億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の250億円→85億円(前期は157億円)に66.0％下方修正し、一転して46.1％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比10倍の106億円に急拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比95.1％減の4.3億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の10.0％→3.5％に急低下した。

株探ニュース