ＪＵＫＩ、今期経常を一転赤字に下方修正、配当も10円減額

　ＪＵＫＩ <6440> [東証Ｐ] が11月6日後場(13:00)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常損益は31.1億円の赤字(前年同期は20.3億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の30億円の黒字→28億円の赤字(前期は11.6億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の43.1億円の黒字→14.8億円の赤字(前年同期は4.1億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の25円→15円(前期は20円)に大幅減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常損益は18億円の赤字(前年同期は4.5億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の3.3％→-5.2％に急悪化した。

株探ニュース