ニッタ、上期経常は8％減益で着地、今期配当を10円増額修正

　ニッタ <5186> [東証Ｐ] が11月2日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比7.7％減の62.2億円に減ったが、通期計画の120億円に対する進捗率は51.8％となり、5年平均の50.4％とほぼ同水準だった。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比6.2％減の57.7億円に減る計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の110円→120円(前期は110円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比4.4％減の31.8億円に減り、売上営業利益率は前年同期の6.3％→5.7％に悪化した。

株探ニュース