アイカ、上期経常は17％増益で上振れ着地、今期配当を1円増額修正

　アイカ工業 <4206> [東証Ｐ] が10月30日大引け後(15:20)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比17.0％増の120億円に伸び、従来予想の103億円を上回って着地。
　通期計画の225億円に対する進捗率は53.5％に達し、さらに5年平均の45.0％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比11.4％減の104億円に減る計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の110円→111円(前期は109円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比12.9％増の64.3億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の8.5％→10.5％に改善した。

株探ニュース