ラクトＪは７カ月ぶり安値、１２～８月期大幅減益を嫌気した売り続く

　ラクト・ジャパン<3139.T>は８日続落。同社は乳原料や豚肉、生ハムなど食肉加工品の商社。１２日に発表した２２年１２月～２３年８月期決算は、売上高が前年同期比９．２％増の１１７３億３０００万円だった一方、純利益は同２７．２％減の１４億３４００万円となった。昨年の相場高や円安の影響を受けた商品単価の上昇で売上高は増加したものの、国内事業で販売数量が伸び悩んだことや原材料価格の上昇で利益は押し下げられた。大幅減益を嫌気した売りで同社株は下落を続け、きょうは３月安値（１８４３円）を下回り約７カ月ぶりに年初来安値を更新した。

出所：MINKABU PRESS