決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】寄付 … 良品計画、ローソン、ＩＤＯＭ (10月13日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の10月12日から13日の決算発表を経て16日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　良品計画 <7453>
　23年8月期の連結経常利益は前の期比2.8％減の361億円になったが、従来予想の297億円を上回って着地。

★No.3　ローソン <2651>
　24年2月期の連結最終利益を従来予想の290億円→470億円(前期は297億円)に62.1％上方修正し、一転して58.2％増益を見込み、一気に10期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.4　ヨシムラＨＤ <2884>
　24年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比86.1％増の13.9億円に拡大し、通期計画の15.7億円に対する進捗率は88.3％に達し、5年平均の54.2％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7453> 良品計画 　　　東Ｐ 　 +11.79 　 10/13　本決算　　　 27.23
<7599> ＩＤＯＭ 　　　東Ｐ　　 +9.82 　 10/13　　上期　　　-16.45
<2651> ローソン 　　　東Ｐ　　 +6.08 　 10/13　　上期　　　 52.45
<2884> ヨシムラＨＤ 　東Ｐ　　 +5.87 　 10/13　　上期　　　 86.08
<7607> 進和 　　　　　東Ｐ　　 +5.82 　 10/13　本決算　　　-29.04

<8095> アステナＨＤ 　東Ｐ　　 +4.35 　 10/13　　　3Q　　　 53.10
<3996> サインポスト 　東Ｐ　　 +4.29 　 10/13　　上期　　　　赤縮
<6199> セラク 　　　　東Ｐ　　 +3.45 　 10/13　本決算　　　　3.90
<3046> ＪＩＮＳＨＤ 　東Ｐ　　 +3.05 　 10/13　本決算　　　 42.28
<3244> サムティ 　　　東Ｐ　　 +1.89 　 10/13　　　3Q　　　　7.77

<6047> Ｇｕｎｏｓｙ 　東Ｐ　　 +1.76 　 10/13　　　1Q　　　　赤縮
<3201> ニッケ 　　　　東Ｐ　　 +0.22 　 10/13　　　3Q　　　-15.88
<3228> 三栄建築 　　　東Ｐ　　 +0.05 　 10/13　本決算　　　　　－

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした16日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース