太洋物産、前期売上を一転5％減収に下方修正

　太洋物産 <9941> [東証Ｓ] が10月12日大引け後(17:30)に業績修正を発表。23年9月期の売上高(非連結)を従来予想の220億円→200億円(前の期は210億円)に9.0％下方修正し、一転して4.9％減収見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の売上高も従来予想の124億円→104億円(前年同期は109億円)に15.9％減額し、一転して4.8％減収計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年９月期における売上高につきましては、2023年２月14日の「業績予想の修正に関するお知らせ」にて記載のとおり、一時的な売上の縮小が生じた場合でも、他のアイテム等でのカバーができることと想定しておりました。　今般、業績予想の修正を行うこととなった主な要因としましては、輸入鶏肉について、資金回転率、利益率の改善を目的とした取引規模の縮小に伴い売上高が減少したものの、加工食品や農産品等の取り扱いが、昨年度よりも大幅に増加したため、結果として20,023百万円を計上し、その結果として業績予想の修正を行っております。　なお、営業利益、経常利益、当期純利益については、現時点では合理的な予想が困難であるため、ともに未定とすることと致しております。