サンエーがコロナ禍前の高値圏に一時浮上、9月台風発生少なく業績上振れ期待も
サンエー<2659.T>が年初来高値を連日で更新した。沖縄県でスーパーやレストランなどを展開する同社は5日の取引終了後、24年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算を発表した。営業収益は前年同期比7.5%増の1148億5000万円、最終利益は同46.9%増の56億800万円だった。9月29日に同社は8月中間期業績の計画上振れと通期の業績予想の上方修正を発表しており、今回の中間期の決算内容は事前の公表値に沿ったものとなった。寄り付き直後にコロナ禍前となる19年11月以来の高値圏に浮上したものの、短期的な達成感もあって、上昇一服後は利益確定目的の売りに押されて下げに沈んだ。
もっとも、最終利益の通期計画に対する進捗率は59%と順調。インバウンド需要の回復基調に加え、今年9月に発生した台風は2個と気象庁の統計開始以来、最少タイとなったこともあって、来客数の堅調推移による業績の更なる上振れ期待は根強いようだ。株価は5日移動平均線近辺では下げ渋る動きを見せている。
出所:MINKABU PRESS
もっとも、最終利益の通期計画に対する進捗率は59%と順調。インバウンド需要の回復基調に加え、今年9月に発生した台風は2個と気象庁の統計開始以来、最少タイとなったこともあって、来客数の堅調推移による業績の更なる上振れ期待は根強いようだ。株価は5日移動平均線近辺では下げ渋る動きを見せている。
出所:MINKABU PRESS
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