決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … エスプール、不二越、バイク王 (10月4日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の10月3日から4日の決算発表を経て5日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　エスプール <2471>
　23年11月期第3四半期累計(22年12月-23年8月)の連結経常利益は前年同期比7.0％減の21.1億円に減り、通期計画の35.9億円に対する進捗率は58.8％にとどまり、5年平均の72.0％も下回った。

▲No.2　川口化 <4361>
　23年11月期第3四半期累計(22年12月-23年8月)の連結経常利益は前年同期比39.5％減の2億0800万円に落ち込んだが、通期計画の2億5000万円に対する進捗率は83.2％に達し、5年平均の69.3％も上回った。

▲No.3　不二越 <6474>
　23年11月期第3四半期累計(22年12月-23年8月)の連結経常利益は前年同期比29.6％減の96.4億円に減り、通期計画の155億円に対する進捗率は62.3％にとどまり、5年平均の72.5％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2471> エスプール 　　東Ｐ 　 -15.42 　 10/ 4　　　3Q　　　 -7.00
<4361> 川口化 　　　　東Ｓ 　 -11.33 　 10/ 4　　　3Q　　　-39.53
<6474> 不二越 　　　　東Ｐ　　 -5.75 　 10/ 4　　　3Q　　　-29.63
<3377> バイク王 　　　東Ｓ　　 -2.90 　 10/ 4　　　3Q　　　-88.50
<7463> アドヴァンＧ 　東Ｓ　　 -2.41 　 10/ 4　　上期　　　 45.67

<9846> 天満屋ス 　　　東Ｓ　　 -1.65 　 10/ 4　　上期　　　-19.62

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース