決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … シャノン、フィット、アマガサ (9月11日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の9月8日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　シャノン <3976>
　23年10月期の連結最終損益を従来予想の5300万円の黒字→3億7600万円の赤字(前期は3億6500万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

▲No.2　フィット <1436>
　24年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比61.7％減の3100万円に大きく落ち込み、通期計画の5億7000万円に対する進捗率は5.4％にとどまり、5年平均の23.5％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3976> シャノン 　　　東Ｇ 　 -14.81 　　9/11　　　3Q　　　　赤拡
<1436> フィット 　　　東Ｇ　　 -9.50 　　9/11　　　1Q　　　-61.73
<3070> アマガサ 　　　東Ｇ　　 -0.39 　　9/11　　上期　　　　赤縮

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース