◆ さらに続落… - 一時“145円割れ”
前日までとは一転、先週末は“リスク回避→円買い(戻し)”が目立ちました。
『中国、人民元安阻止に向けてドル売り介入強化』に加えて、『中国恒大集団、米国で破産申請』との報が、中国の景気悪化懸念へとつながったからです。
このため“巻き戻し(ポジション調整)”が進行する中、ドル円は“144.925円”へと値を落とす場面が見られました。
一方で「日銀の金融緩和策解除への道筋」が見えないという状況下、積極的に“円買い”を進める状況とはいい難いのが実状といえます。
このためその後は“下げ渋り”が目立ち、“145円割れ”での推移はごくわずかな時間に限定されています。
◆ 基本的には“様子見ムード”が醸成されやすいとは見るが…?
週末の「ジャクソンホール会議」を控えて、今後も思惑は交錯しやすいと見られます。
このため“一方向への動意”は限定されやすいと見ますが、一方で冒頭の動きにて“積み上がっていた円売りポジション”の一部は少なくとも解消されたと見るのが自然です。
つまり「日米金利格差拡大」をテーマと考えれば、“新たな円売り”は構築されやすいと見るのが妥当…?
基本的には“様子見ムード”が醸成されやすいとは見ますが、“下値は堅い(押し目買い)”優勢の展開を想定したいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
148.316(ピボットハイブレイクアウト)
148.000(大台)
147.926(+2σ)
147.574(22/11/7高値)
147.431(ピボット2ndレジスタンス)
146.937(22/11/8高値、大台)
146.789(22/11/9高値)
146.581(22/11/10高値、8/17高値《年初来高値》)
上値5:146.404(8/16高値、ピボット1stレジスタンス)
上値4:146.000(大台)
上値3:145.856(8/18高値、8/17~8/18の61.8%戻し)
上値2:145.736(8/17~8/18の50%戻し)
上値1:145.545(8/17~8/18の38.2%戻し)
前営業日終値:145.380(+1σ)
下値1:145.000(大台)
下値2:144.925(8/18安値、ピボット1stサポート)
下値3:144.773(日足・一目均衡表転換線)
下値4:144.637(8/14安値、8/7~8/17の38.2%押し)
下値5:144.456(ピボット2ndサポート)
144.359(8/11安値)
144.030(8/7~8/17の50%押し、ピボットローブレイクアウト、大台)
143.436(8/7~8/17の61.8%押し、20日移動平均線)
143.260(8/10安値、7/28~8/17の38.2%押し)
142.998(8/9安値、7/14~8/17の38.2%押し、大台)
142.701(8/7~8/17の76.4%押し)
142.395(8/8安値、50日移動平均線)
142.307(7/28~8/17の50%押し)
《10:55》
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