◆ “小休止”だが、なおも“ジリ高”… - “143円後半”へ
「米CPI」を翌日に控える状況下、昨日は“緩慢な”動きに留まりました。
ただ「中国経済悪化」への思惑が尾を引いたことで、“リスク回避→ドル買い+円買い”は継続しています。
この相反する綱引きによってドル円は“動きづらい”を強いられていますが、それでも下記に示す「米CPIへの思惑」がより勝り、緩やかに“143.751円”へと上昇すると、本日に入ってさらに“143.882円”へと上値を伸ばしています。
◆ いよいよ米CPI - ベース効果が要注目
昨日も記したように、今回の米CPIでは“驚異的な数値(昨年6月分:前年比+9.1%)”が対象から外れます。
このため「ベース効果の押し上げ効果」が意識されやすく、その分だけ“上振れへのリスク”は考えておく必要があります。
少なくともそういう風に意識されやすいとあっては、“もう一段”に関してはやはり期待されるところ…?
もちろん「蓋を開けるまでわからない」類のものであり、また次回FOMCまでには「もう1回、米CPIを挟む」というスケジュール感になりますので、どこまで反応するか?どこまで継続するか?はある意味未知数といえます。
それでもサプライズでもない限り「リスクは上方向」を意識しながら、ことの成り行きをしっかりと見極めたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※米CPIが予定されていますので、さらに値幅を拡大しております。
147.574(22/11/7高値)
147.000(大台)
146.937(22/11/8高値)
146.789(22/11/9高値)
146.581(22/11/10高値)
146.117(22/10/21~23/1/13の76.4%戻し)
146.000(大台)
145.116(2022/10/27安値《2022/11/10急落時のネックライン》)
145.069(6/30高値《年初来高値》、大台)
144.909(7/3高値、+2σ)
上値5:144.730(7/5高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:144.646(7/6高値)
上値3:144.195(7/7高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:144.000(大台、ピボット1stレジスタンス)
上値1:143.894(8/3高値)
前営業日終値:143.721
下値1:143.411(8/8高値後の押し目)
下値2:143.244(8/8NYタイム安値、8/7~8/9の23.6%押し、ピボット1stサポート)
下値3:143.067(+1σ)
下値4:142.998(8/9安値、大台)
下値5:142.871(日足・一目均衡表先行スパン上限、8/7~8/9の38.2%押し)
142.737(ピボット2ndサポート)
142.632(8/7~8/9の50%押し)
142.476(ピボットローブレイクアウト)
142.395(8/8安値、8/7~8/9の61.8%押し)
142.289(日足・一目均衡表転換線)
142.041(8/7~8/9の76.4%押し、大台)
141.513(8/7安値、50日移動平均線)
141.400(20日移動平均線)
141.155(週足・一目均衡表転換線)
140.981(7/28~8/3の50%押し、日足・一目均衡表基準線、大台)
140.683(7/31安値)
140.293(7/28~8/3の61.8%押し)
《11:15》
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