伊勢化は全体波乱相場のなか急伸、ヨウ素好調で1~6月期営業6割増益評価
伊勢化学工業<4107.T>が全体波乱含みの地合いのなか、カイ気配スタートで大幅高。9%超の上昇で一気に8100円台まで水準を切り上げる場面があった。ヨウ素生産で国内首位、世界でも屈指の存在だが、ここヨウ素市況が堅調で収益に追い風となっている。同社が27日取引終了後に発表した、23年12月期上期(1~6月)決算は営業利益が前年同期比64%増の24億5800万円と急拡大しており、これがポジティブ材料視され株価水準を切り上げる形となった。なお、23年12月期の営業利益は前期比20%増の45億円を予想しているが、上期時点での対通期進捗率は54.6%となった。
出所:MINKABU PRESS
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