決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … ニデック、アルインコ (7月20日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月19日から20日の決算発表を経て21日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ニデック <6594>
　24年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比55.0％増の640億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の740億円に対する進捗率は86.5％に達し、5年平均の39.7％も上回った。

★No.2　アルインコ <5933>
　24年3月期の連結経常利益を従来予想の27億円(前期は35.6億円)を据え置いた。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6594> ニデック 　　　東Ｐ　　 +9.10 　　7/20　　　1Q　　　 51.05
<5933> アルインコ 　　東Ｐ　　 +2.22 　　7/20　　　1Q　　　 19.71

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした21日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース