決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … プログリット、オキサイド、エヌリンクス (7月13日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の7月12日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＴＯＮＥ <5967>
　23年5月期の連結経常利益は前の期比16.6％増の12.6億円になり、24年5月期も前期比16.9％増の14.8億円に伸びを見込み、7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2　セリオ <6567>
　23年5月期の連結経常利益は前の期比22.8％減の2億1000万円になったが、24年5月期は前期比93.8％増の4億0700万円に拡大を見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　エヌリンクス <6578>
　24年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は8100万円の黒字(前年同期は2600万円の赤字)に浮上し、3-8月期(上期)計画の2300万円に対する進捗率が352.2％とすでに上回り、さらに5年平均の73.8％も超えた。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<5967> ＴＯＮＥ 　　　東Ｓ 　 +20.21 　　7/13　本決算　　　 16.90
<6567> セリオ 　　　　東Ｇ 　 +19.87 　　7/13　本決算　　　 93.81
<6578> エヌリンクス 　東Ｓ 　 +17.15 　　7/13　　　1Q　　　　黒転
<4076> シイエヌエス 　東Ｇ 　 +14.48 　　7/13　本決算　　　 26.06
<4920> 日本色材 　　　東Ｓ 　 +14.22 　　7/13　　　1Q　　　　黒転

<6521> オキサイド 　　東Ｇ 　 +13.22 　　7/13　　　1Q　　　-80.45
<8918> ランド 　　　　東Ｓ 　 +12.50 　　7/13　　　1Q　　　　赤転
<9560> プログリット 　東Ｇ　　 +6.32 　　7/13　　　3Q　　　 83.47
<4673> 川崎地質 　　　東Ｓ　　 +2.33 　　7/13　　上期　　　-60.29
<2341> アルバイトＴ 　東Ｓ　　 +2.10 　　7/13　　　1Q　　　346.15

<7049> 識学 　　　　　東Ｇ　　 +0.20 　　7/13　　　1Q　　　　赤転
<7077> ＡＬｉＮＫ 　　東Ｇ　　 +0.18 　　7/13　　　1Q　　　-62.50
<3065> ライフフーズ 　東Ｓ　　 +0.06 　　7/13　　　1Q　　　　赤縮

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース