決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … ネクステージ、象印、北恵 (7月3日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月30日から3日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　象印 <7965>
　23年11月期の連結経常利益を従来予想の43億円→61億円(前期は58.1億円)に41.9％上方修正し、一転して4.9％増益見通しとなった。

★No.3　メディ一光Ｇ <3353>
　24年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比8.3％増の3.3億円に伸び、3-8月期(上期)計画の5.6億円に対する進捗率は60.4％に達し、5年平均の47.7％も上回った。

★No.5　北恵 <9872>
　23年11月期第2四半期累計(22年12月-23年5月)の経常利益(非連結)は前年同期比13.7％増の5.7億円に伸び、通期計画の10.1億円に対する進捗率は56.7％に達し、5年平均の53.7％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3186> ネクステージ 　東Ｐ 　 +19.12 　　7/ 3　　上期　　　-12.74
<7965> 象印 　　　　　東Ｐ 　 +13.16 　　7/ 3　　上期　　　 -4.52
<3353> メディ一光Ｇ 　東Ｓ　　 +9.40 　　7/ 3　　　1Q　　　　8.33
<4361> 川口化 　　　　東Ｓ　　 +6.75 　　7/ 3　　上期　　　-33.62
<9872> 北恵 　　　　　東Ｓ　　 +4.17 　　7/ 3　　上期　　　 13.69

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース