2024年問題。
業種別では倉庫運輸 は1994年以来の高値となっている。
日本株に対する海外投資家からのマネー流入が話題となっているがそもそもこの株高の火付け役の要因でもあった東証の規制改革PBR1倍割れ問題。
同社もやはり現状のPBRは0.46倍と企業の解散価値を大幅に下回る水準である。
幅広い業種で人手不足が囁かれる中、運輸業のここから先の2024年問題でもあるドライバーの時間外労働の上限が年間960時間に制限となる事についてはドライバーの確保が焦点となろう。
あらゆる面を想定すれば同社の低いPBRは今後さらなう配当の増額や自社株買いの思惑も膨らむだろう。
また同社一本で今後の経営が厳しいとなれば大株主ENEOSとの話し合いも必要不可欠であり買収や合併などの思惑も膨らむだろう。
現状株主構成の中にアクティビストの存在はないがもし今後そういった株主が現れるだけでも株価の水準訂正は十分想定できるだろう。
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