*12:40JST ティア Research Memo(10):安定配当を基本に業績向上時には積極的な利益還元を行う方針
■株主還元策とSDGsへの取り組み
1. 株主還元策
ティア<2485>は株主還元方針として、配当金については安定配当を基本に財務状況や資金需要も勘案しながら業績向上時には積極的な利益還元を行っていく意向を示している。2023年9月期の1株当たり配当金は前期比横ばいの20.0円(配当性向63.4%)を予定している。配当性向の水準がまだ高いため当面は安定配当が続くと予想されるが、利益拡大により一定水準以下まで配当性向が低下すれば、増配余地も出てくると弊社では見ている。
2. SDGsへの取り組み
SDGsに対する取り組みとして、同社は「社会インフラとしての責任を果たす」ため、コロナ禍においても分け隔てのない葬儀を行ってきたほか、自治体と地域防災協定を締結し、自然災害への対応も行っている。また、「幸せに働く環境を創る」ために、ハンディキャップ雇用や高齢者雇用に取り組んでいるほか、長期休業収入サポート制度の導入やインフルエンザ・コロナワクチンの職域接種なども行っている。環境面での取り組みとしては、再利用可能な葬儀付帯品の活用や返礼品袋の削減、LED照明機器の導入などを進めている。
2022年4月以降の取り組みとしては、既存会館に太陽光発電設備の設置を順次進めているほか、不要となったパソコンの社会的支援団体への寄贈、救急医療財団が作成するAED(自動体外式除細動器)マップへの同社AED設置状況の登録などを行っている。また、新たに設置されたSDGsデザイン室にて、SDGsコミュニケーションの充実を図るため、社内報や会報誌、Webサイトによる情報発信を行っていく予定で、その一環としてESGに関する取り組みをWebサイト上で公開する予定にしている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<AS>
1. 株主還元策
ティア<2485>は株主還元方針として、配当金については安定配当を基本に財務状況や資金需要も勘案しながら業績向上時には積極的な利益還元を行っていく意向を示している。2023年9月期の1株当たり配当金は前期比横ばいの20.0円(配当性向63.4%)を予定している。配当性向の水準がまだ高いため当面は安定配当が続くと予想されるが、利益拡大により一定水準以下まで配当性向が低下すれば、増配余地も出てくると弊社では見ている。
2. SDGsへの取り組み
SDGsに対する取り組みとして、同社は「社会インフラとしての責任を果たす」ため、コロナ禍においても分け隔てのない葬儀を行ってきたほか、自治体と地域防災協定を締結し、自然災害への対応も行っている。また、「幸せに働く環境を創る」ために、ハンディキャップ雇用や高齢者雇用に取り組んでいるほか、長期休業収入サポート制度の導入やインフルエンザ・コロナワクチンの職域接種なども行っている。環境面での取り組みとしては、再利用可能な葬儀付帯品の活用や返礼品袋の削減、LED照明機器の導入などを進めている。
2022年4月以降の取り組みとしては、既存会館に太陽光発電設備の設置を順次進めているほか、不要となったパソコンの社会的支援団体への寄贈、救急医療財団が作成するAED(自動体外式除細動器)マップへの同社AED設置状況の登録などを行っている。また、新たに設置されたSDGsデザイン室にて、SDGsコミュニケーションの充実を図るため、社内報や会報誌、Webサイトによる情報発信を行っていく予定で、その一環としてESGに関する取り組みをWebサイト上で公開する予定にしている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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