◆ さらに“ポジション調整”… - “139円半ば”へ
先週からの流れは昨日も続いており、わずかながらも“年初来高値更新(140.922円)”という場面が見られました。
しかしながら『財務省/日銀/金融庁が3者会合を開催』と報じられると、その後は“円安けん制”を意識した相場付きへと変化しました。
さらにNYタイムに入ると、「米債務上限問題を巡る採決」を翌日に控えるスケジュール感の中、“ポジジョン調整”が優勢となりました。
こうして米10年債利回りが“急低下(→3.68%)”を見せる中、ドル円は“139.559円”へと押し下げられ、そのまま昨日の取引を終えています。
◆ いよいよ“採決”、ただそれまでは“様子見ムード”が…?
その「米債務上限問題を巡る採決(日本時間1日早朝)」が迫っていることを踏まえると、本日は“様子見ムード”が蔓延する展開が想定されるところです。
“可決→成立”が見込まれているものの、基本合意が修正されない限りは“反対票を投じる”と見解も複数の共和党議員から表明されていますので、“そのまますんなり”といった保証はありません。
そうなると冒頭で記した“円安けん制”と相俟ってという展開も想定できなくはない…?
それで“リスク回避→さらなる巻き戻し”となる可能性はそれほど高くなく、基本的には「米債券利回り動向を睨みながら…」といった展開を想定しますが、ちょっと気にしておきたいシナリオといえそうです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
142.480(22/11/11高値、22/10/21~23/1/16の61.8%戻し)
142.214(22/11/22高値)
141.977(週足・一目均衡表先行スパン上限、ピボットハイブレイクアウト、大台)
141.811(+2σ)
141.607(22/11/23高値)
141.450(ピボット2ndレジスタンス)
141.000(大台)
上値5:140.922(5/30高値)
上値4:140.616(ピボット1stレジスタンス)
上値3:140.401(5/30高値後の61.8%戻し)
上値2:140.241(5/30高値後の50%戻し)
上値1:140.000(大台、5/30高値後の38.2%戻し)
前営業日終値:139.781
下値1:139.589(月足・一目均衡表転換線)
下値2:139.488(5/26安値、+1σ)
下値3:139.253(ピボット1stサポート)
下値4:139.176(5/19~5/30の50%押し、日足・一目均衡表転換線)
下値5:139.000(大台)
138.807(5/25安値、5/19~5/30の61.8%押し)
138.724(ピボット2ndサポート)
138.231(5/24安値、5/11~5/30の38.2%押し)
138.000(大台)
137.890(ピボットローブレイクアウト)
137.429(5/19-22安値、20日移動平均線)
137.284(5/18安値、200日移動平均線、5/11~5/30の50%押し)
《10:35》
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