◆ 材料難の中… - “140円前半”へ
先週末の「米債務上限問題・暫定合意」に関する思惑が継続し、週明けも継続しました。
このため東京タイムには“140.917円”へとさらに上値を伸ばす場面が見られましたが、米英市場休場に伴う流動性低下が“一方向への動意”を限定しました。
このためその後は“一旦の材料出尽くし”が上値を押さえ込み、緩やかに“140円前半”へと値を落として昨日の取引を終えています。
◆ “ポシジョン調整”主体とは見るが…?
もっとも冒頭で記した「米債務上限問題」は、“採決待ち(明日31日)”の状況となっています。
このため“楽観論”は多いものの、与野党の強硬派の出方次第では“波乱”となる可能性がゼロではありません。
また短期金融市場では「6月0.25%利上げ」の可能性を、すでに“60%超”織り込む相場形成がなされてしまっています。
“決め打ち”できるほどの数値ではありませんが、ここまでくると“さらに織り込む”よりも“覆す”可能性を意識すべき…。
ただそれだけの破壊力を秘めた米経済指標が、本日は見当たらない…。
“一方向への動意”は現時点ではさらに限定されやすく、それだけに“下値は堅い”とは考えますが、本日に関しては“上値の重さ”を引きずる展開を想定しておきたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
142.480(22/11/11高値、22/10/21~23/1/16の61.8%戻し)
142.214(22/11/22高値)
141.977(週足・一目均衡表先行スパン上限、大台)
上値5:141.607(22/11/23高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:141.596(+2σ)
上値4:141.292(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:141.000(大台)
上値1:140.917(5/29高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:140.433
下値1:140.113(5/29安値)
下値2:140.000(大台、ピボット1stサポート)
下値3:139.684(ピボット2ndサポート、)
下値4:139.585(5/19~5/29の38.2%押し、月足・一目均衡表転換線)
下値5:139.488(5/26安値)
139.377(+1σ)
139.254(ピボットローブレイクアウト)
139.173(5/19~5/29の50%押し)
139.101(日足・一目均衡表転換線)
139.000(大台)
138.807(5/25安値、5/19~5/29の61.8%押し)
《10:35》
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