◆ さらに上伸 - “138円後半”へ…
見誤った…。
「米債務上限問題」に対する“楽観論”が一服する中、想定通り、東京タイムは“年初来高値(3/8高値:137.907円)”に押さえ込まれました。
しかし「強めの米経済指標」&「FRB要人のタカ派発言」が相次いだことで、「米利上げ打ち止め観測」はさらに後退しました。
こうして米10年債利回りが“さらに上昇(→3.65%)”する中、ドル円は“138.746円”へと駆け上がっていきました。
◆ “先走り”の印象は否めないが…?
『現在のデータは6月利上げ停止を正当化しない』というローガン・ダラス連銀総裁発言は、「米利上げ打ち止め観測」を後退させるには十分なものといえます。
一方、何ら進展は見られていないものの、「米債務上限問題への楽観論」は高い水準で維持され続けています。
もちろん“先走り”の印象は否めませんが、こうなってしまうと「週末のポジション調整」を除けば、“ドル売り(円買い)”が大きく進行する展開は想定しづらい…?
◆ それでも見誤ったばかりであるだけに…
短期金融市場を見ると、「6月0.25%利上げ」の可能性は“約35%”がすでに織り込まれていますが、裏を返せばまだ“約65%”はまだ「据え置き(利上げ停止)」を織り込んでいる状況といえます。
直近の上昇スピードを踏まえれば、「いつポジション調整が入ってもおかしくない」といったところではありますが、見誤ったばかりでもあります。
一旦“様子見”としつつも、“もう一段”についてはやはり想定しておくべきと考えたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
141.607(22/11/23高値)
141.000(大台)
140.668(ピボットハイブレイクアウト)
140.000(大台)
上値5:139.890(22/11/30高値)
上値4:139.707(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:139.589(22/10/21~23/1/16の50%戻し、月足・一目均衡表転換線)
上値2:139.206(ピボット1stレジスタンス)
上値1:139.000(大台)
前営業日終値:138.705
下値1:138.635(+2σ)
下値2:138.279(5/18高値後の押し目)
下値3:138.000(大台)
下値4:137.907(3/8高値《旧年初来高値》)
下値5:137.744(ピボット1stサポート)
137.284(5/18安値)
137.132(200日移動平均線、+1σ)
137.000(大台)
136.838(5/11~5/18の38.2%押しピボット2ndサポート)
136.608(50週移動平均線)
136.296(5/17安値、日足・一目均衡表転換線、5/11~5/18の50%押し、ピボットローブレイクアウト)
《11:00》
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