*10:57JST デリカフーズホールディングス---23年3月期は2ケタ増収・各利益も黒字化、売上高および各利益は過去最高を更新
デリカフーズホールディングス<3392>は12日、2023年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比20.5%増の479.25億円、営業利益が6.35億円(前期は3.97億円の損失)、経常利益が7.69億円(同2.42億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益が7.02億円(同7.46億円の損失)となった。
青果物事業の売上高は前年同期比20.4%増の473.48億円となった。新型コロナウイルスの影響が一部見られたが、外食需要が徐々に戻りつつあることに加え、「事業ポートフォリオの変革」を推進し新規・深耕の営業活動で顧客の裾野拡大を図った結果、売上高は増収となった。利益については、増収効果のほか、徹底した効率化等の施策を講じながら売価の改善にも注力したことで、セグメント利益(経常利益)は7.15億円(前年同期は3.22億円の損失)となった。
物流事業の売上高は同10.9%増の37.79億円となった。主要な荷主であるデリカフーズの売上高が順調に推移し、加えてグループ以外への販売も強化し、増収となった。セグメント利益(経常利益)は、コース集約などで効率化に努めたことから、同156.6%増の0.38億円となった。
研究開発・分析作業の売上高は同5.2%減の0.99億円となった。大手企業からの検証試験の受注など受託分析事業や公的補助事業にて売上が増加、定期コンサルティングの増加などコンサルティング事業も順調に推移したが、グループ内の研究委託の減少などから、減収となった。また、セグメント損失(経常損失))は、人員増等による人件費増加の影響が大きく、0.10億円(同0.09億円の利益)となった。
持株会社の売上高は同10.3%増の6.58億円、セグメント利益(経常利益)は同31.5%減の1.03億円となった。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.5%増の520.00億円、営業利益が同80.8%増の11.50億円、経常利益が同56.0%増の12.00億円、親会社に帰属する当期純利益が同6.8%増の7.50億円を見込んでいる。
<AS>
青果物事業の売上高は前年同期比20.4%増の473.48億円となった。新型コロナウイルスの影響が一部見られたが、外食需要が徐々に戻りつつあることに加え、「事業ポートフォリオの変革」を推進し新規・深耕の営業活動で顧客の裾野拡大を図った結果、売上高は増収となった。利益については、増収効果のほか、徹底した効率化等の施策を講じながら売価の改善にも注力したことで、セグメント利益(経常利益)は7.15億円(前年同期は3.22億円の損失)となった。
物流事業の売上高は同10.9%増の37.79億円となった。主要な荷主であるデリカフーズの売上高が順調に推移し、加えてグループ以外への販売も強化し、増収となった。セグメント利益(経常利益)は、コース集約などで効率化に努めたことから、同156.6%増の0.38億円となった。
研究開発・分析作業の売上高は同5.2%減の0.99億円となった。大手企業からの検証試験の受注など受託分析事業や公的補助事業にて売上が増加、定期コンサルティングの増加などコンサルティング事業も順調に推移したが、グループ内の研究委託の減少などから、減収となった。また、セグメント損失(経常損失))は、人員増等による人件費増加の影響が大きく、0.10億円(同0.09億円の利益)となった。
持株会社の売上高は同10.3%増の6.58億円、セグメント利益(経常利益)は同31.5%減の1.03億円となった。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.5%増の520.00億円、営業利益が同80.8%増の11.50億円、経常利益が同56.0%増の12.00億円、親会社に帰属する当期純利益が同6.8%増の7.50億円を見込んでいる。
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