スターゼン、今期経常は14％減益、前期配当を10円増額・今期も75円継続へ

　スターゼン <8043> [東証Ｐ] が5月11日後場(14:00)に決算を発表。23年3月期の連結経常利益は前の期比12.2％増の102億円に伸びたが、24年3月期は前期比14.4％減の88億円に減る見通しとなった。

　同時に、前期の年間配当を65円→75円(前の期は65円)に増額し、今期も75円を継続する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比26.2％増の14.3億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の0.6％→1.1％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、輸入食肉の国内相場高値推移などにより、前期実績を上回りました。利益につきましては、行動制限の緩和による観光地・行楽地での外食需要の回復等により相対的に利益率の高い国産牛肉で特に取扱量が増加したこと、販売機会ロスの削減や早期販売を意識した在庫コントロールが功を奏したことなどにより、営業利益、経常利益、当期純利益についても増加しました。