ナガイレーベ Research Memo(5):財務内容は堅固、手元の現金及び預金は256億円と高水準

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最新投稿日時:2023/04/27 15:45 - 「ナガイレーベ Research Memo(5):財務内容は堅固、手元の現金及び預金は256億円と高水準」(フィスコ)

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ナガイレーベ Research Memo(5):財務内容は堅固、手元の現金及び預金は256億円と高水準

配信元:フィスコ
投稿:2023/04/27 15:45
*15:45JST ナガイレーベ Research Memo(5):財務内容は堅固、手元の現金及び預金は256億円と高水準 ■業績動向

2. 財務状況
ナガイレーベン<7447>の財務状況は引き続き安定している。2023年8月期第2四半期末の資産合計は45,785百万円となり、前期末比1,562百万円減少した。流動資産は37,376百万円となり同1,525百万円減少したが、主な要因は現金及び預金の減少2,950百万円、電子記録債権を含む受取手形及び売掛金の増加498百万円、棚卸資産の増加918百万円などによる。棚卸資産が増加したのは第3四半期が繁忙期となるためであり、特に懸念される内容ではない。一方で、固定資産は8,408百万円となり同36百万円減少したが、主な要因は減価償却による有形固定資産の減少78百万円、投資その他の資産の増加38百万円などによる。

負債合計は4,174百万円となり前期末比918百万円減少した。主な要因は未払法人税等の減少415百万円などによる。純資産合計は41,610百万円となり同644百万円減少したが、主な要因は配当金の支払い等による利益剰余金の減少639百万円などによる。この結果、2023年8月期第2四半期末の自己資本比率は90.9%(前期末は89.2%)となった。

3. キャッシュ・フローの状況
2023年8月期第2四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは877百万円の減少であったが、主な要因は税金等調整前四半期純利益の計上1,889百万円、減価償却費132百万円などによる増加と、法人税等の支払額1,014百万円、棚卸資産の増加918百万円、売上債権の増加739百万円等による減少であった。投資活動によるキャッシュ・フローは1,965百万円の増加であったが、主な要因は定期預金の払戻(ネット)2,100百万円などによる増加であった。財務活動によるキャッシュ・フローは1,935百万円の減少であったが、主に配当金の支払額1,935百万円による減少であった。この結果、期間中の現金及び現金同等物は850百万円の減少となり、期末の現金及び現金同等物の残高は4,610百万円となった。有利子負債が皆無であることに加え、自己株式を4,140百万円(3,467,061株)保有していることから、手元流動性は依然として潤沢である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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