サノヤスＨＤ、前期営業を一転黒字に上方修正

　サノヤスホールディングス <7022> [東証Ｓ] が4月27日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年3月期の連結営業損益を従来予想の1億円の赤字→9000万円の黒字(前の期は2億2200万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結営業利益も従来予想の5億9900万円→7億8900万円(前年同期は6億0600万円)に31.7％増額し、一転して30.2％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高については、３月に想定を上回る出荷があったことから前回予想を若干上回る見込みです。営業利益・経常利益については、売上高の増加に加えサノヤス・ライド（株）において資産除去債務の取崩額を精査した結果、営業黒字となる見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益については、前回発表の投資有価証券売却益とハピネスデンキ（株）ののれん一部減損損失に加え、サノヤス・エンジニアリング（株）のショットブラストマシンの製造及び保守点検事業において減損損失として約98百万円を計上するため、420百万円を予定しております。　なお、期末の配当予想につきましては、前回予想通りとしております。※　上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想値と異なる場合があります。