◆ リスク回避再燃 - “133円半ば”へ急落
またしても昨日は“上値の重さ”が露呈しました。
「預金流出」を示した前日の決算報告を背景に、「米ファースト・リパブリック銀行株」が急落したからです。
このため“リスク回避→円買い”が台頭し、ドル円を“押し下げ(134.463円→133.362円)”ました。
「弱めの米経済指標」が“米利回り低下→ドル売り”となり、後を押した印象も否めないところです。
一方で「日銀、緩和策を据え置き」との見方が既定路線となりつつある中、“拙速的な円買い”は手控えられやすくなっています。
このためブレーキもかかりやすくなっており、“さらなる下値追い”には至っていないのが実状でもあります。
◆ ただ長くは続かない&スケジュール感からも…?
“リスク回避フロー”に関しては、そう長くは続かないと考えています。
ただつれて進行している“米利回り低下”は、そのまま「米金融政策の行方」へと思いを巡らせやすいだけにちょっと厄介…。
ただスケジュール的に「日銀会合」が先に来るだけに、“円買い”は抑制されやすいと見るのが妥当…?
少し“水準を切り下げた”ものの、“様子見(方向感定まらず)”は変わらない。
つまり“上値の重さ”は相変わらずも、“下値の堅さ”を地ていく展開との見方は継続したいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
135.195(+2σ)
135.119(4/19高値)
134.963(4/20高値、ピボット2ndレジスタンス、大台)
134.725(4/24高値)
上値5:134.463(4/25高値、4/19~4/25の61.8%戻し)
上値4:134.331(ピボット1stレジスタンス)
上値3:134.241(4/19~4/25の50%戻し、+1σ)
上値2:133.995(日足・一目均衡表先行スパン上限、4/19~4/25の38.2%戻し、大台)
上値1:133.801(50日移動平均線、週足・一目均衡表転換線)
前営業日終値:133.714
下値1:133.644(日足・一目均衡表転換線)
下値2:133.362(4/25安値、4/5~4/19の38.2%押し水準)
下値3:133.207(4/13~4/19の61.8%押し、20日移動平均線、ピボット1stサポート)
下値4:133.000(大台)
下値5:132.865(4/5~4/19の50%押し、100日移動平均線)
132.745(ピボット2ndサポート)
132.661(20週移動平均線)
132.567(日足・一目均衡表先行スパン下限)
132.333(4/5~4/19の61.8%押し、日足・一目均衡表基準線)
132.240(週足・一目均衡表先行スパン下限、-1σ)
132.169(4/14安値、ピボットローブレイクアウト)
132.025(4/13安値、大台)
《10:45》
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