“下値の堅さ”は相変わらずも、もうしばらくは“上値の重さ”も…!? - ドル円

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最新投稿日時:2023/04/25 10:47 - 「“下値の堅さ”は相変わらずも、もうしばらくは“上値の重さ”も…!? - ドル円」(武市佳史)

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“下値の堅さ”は相変わらずも、もうしばらくは“上値の重さ”も…!? - ドル円

著者:武市佳史
投稿:2023/04/25 10:47

◆ 材料難 - “134円台”中心の揺れ動き


「27-28日の日銀会合、現状維持の見通し」との思惑にて、昨日はまず“円売り”が目立ちました。
しかしながら米10年債利回りの“高止まり→低下”を背景にして“ドル売り”が次第に目立ち始め、消去法的に“ユーロ買い”が進行しました。
こうした中で“134.725円”まで一時上値を伸ばしていたドル円は、本日東京タイム序盤にかけて“133.976円”まで値を落としています。
もっとも「米5月0.25%利上げ」は既定路線と見られているだけに、そこからさらに“ドル売り”が進行することはなく、“下値の堅さ”も引きずったままというのが実状といえます。

◆ 新たな材料が見当たらないだけに…?


すでに「米ブラックアウト期間(金融政策に絡む発言自粛)」に突入していますので、「米利上げ継続観測」が勢いづくかは微妙といわざるを得ません。
一方で「押し戻す材料」に欠くのも事実ですので、“様子見(方向感定まらず)”になりやすいのが実状といえます。
本日は「米新築住宅販売件数&消費者信頼感指数」が予定されていますが、先週に比べると“一段落ちる”といわざるを得ない状況にもあります。

新たな材料が期待薄とあっては、本日も“膠着(揺れ動き)”と見るのが妥当なところかもしれませんね。
緩やかに低下する「米10年債利回り」が大きく反転したり、あるいは「仕掛け的な動き」が入ったりしない限りは…。

◆ ドル円 抵抗・支持ライン

※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

136.985(3/10高値、200日移動平均線、大台)
136.103(50週移動平均線)
136.000(大台)
135.525(ピボットハイブレイクアウト)
135.367(+2σ)
上値5:135.119(4/19高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:134.963(4/20高値、大台)
上値3:134.725(4/24高値、ピボット1stレジスタンス)
上値2:134.548(4/24高値後の76.4%戻し)
上値1:134.439(4/24高値後の61.8%戻し)
前営業日終値:134.259(+1σ)
下値1:134.086(日足・一目均衡表先行スパン上限)
下値2:134.000(大台)
下値3:133.892(4/24安値、50日移動平均線、ピボット1stサポート)
下値4:133.774(週足・一目均衡表転換線)
下値5:133.544(4/21安値、日足・一目均衡表転換線、4/13~4/19の50%押し水準)
133.397(4/5~4/19の38.2%押し、ピボット2ndサポート)
133.207(4/13~4/19の61.8%押し、20日移動平均線)
132.957(100日移動平均線、大台、ピボットローブレイクアウト)
132.865(4/5~4/19の50%押し)
132.690(20週移動平均線)
132.567(日足・一目均衡表先行スパン下限)
132.333(4/5~4/19の61.8%押し、日足・一目均衡表基準線)

《10:30》

武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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